私たちの⽣活にとって、移動は⽋かせないものです。しかし、⾝の回りには普段から⾃⼒での外出に苦労している⼈も数多くいます。私たちの祖⽗⺟、駅で⾒かける⾞ 椅⼦を利⽤している⽅、将来的には私たち⾃⾝も、⾃由な移動を享受することが難しくなるでしょう。すべての⼈々にとって、移動はその場所でしか得られない経験を届け、⼈⽣を豊かにするものです。また、医療と⼈とを繋ぎ、命を守るものでもあります。⼀⼈でも多くの⼈の命を豊かにし、またその命を守る⼿助けをしたい。私たちはそのような思いを胸に、望む場所に誰もが移動できる社会を⽬指します。
コロナ禍において初めて移動が制限された時、私たちは今まで当たり前だった移動の大切さに気がつきました。移動した先での出会いは人生をより色鮮やかにし、そこで得る経験は何にも変え難いものとなるでしょう。角度を変えてみると、移動は医療を届け、命を救うものにもなります。近頃は制限も解除され、移動の自由度はコロナ前に戻りつつあります。そこで私たちは、そのような中でも移動に困難を抱えている身体的制約のある方に目を向けました。誰もが移動の素晴らしさをもっと体験できるようになってほしい。移動によって命が救われる人が、一人でも増えて欲しい。私たちは日々こんな思いを持ちながら、より多くの人にとって移動が当たり前になるきっかけを創っています。
バリュー
私たちは移動が持つ大きな可能性を感じています。だからこそ、誰もが行きたい場所に行き様々な体験ができる社会を創り出したい。そんな世界を届けるために、まずは私たち自身が移動にワクワクし続けることが大切だと考えています。
mairu techは人の移動に本当に役に立つプロダクトを作っていくことを目指しています。そのため、人々の移動をよく見て、細かいプロダクトデザインまでこだわり抜き、その都度現場の声を踏まえながらの開発を行っていきます。
チーム
シカゴでの在住経験のなかで、ビジネスを通じて世界を変革するあり方に興味を持つ。「テクノロジーはどこまで人の生活を変えられるか」をテーマに、大学の研究室での活動やそれを基盤としたビジネスの提案などを行う。実際に世の中にプロダクトを送り出したいという思いから、mairuを立ち上げる。F1が大好き。
自然に囲まれた鹿児島で、宇宙に憧れながら育つ。高校時代、SDGsや国際協力のプログラムを通して社会課題を見ていく中で、技術やしくみによるイノベーションの強さを痛感。自身の人生にとっても欠かせないものだった「移動」をmairuで変えていくことに可能性を感じている。とてもポジティブ。
中学時代、祖父母との同居経験から介護福祉のあり方に興味を持つ。中でも寝たきり人口の多い日本の現状に疑問を抱き、「全ての人が元気に長生きできる社会の実現」について考え始める。ビジネスを通じ、より安心できる介護福祉・医療を届けるため、mairuで活動を行なっている。食べることが大好き。
トヨタモビリティ基金 Make a Move Projectによる支援